前回の記事で、「町工場の魅力」をお伝えしましたが
もちろん良い部分ばかりではなく、
人によっては働きにくい部分もあると思います。。
ただ、これはあくまでも私個人の感想です。。
ひとくちに「町工場」といっても本当に様々な会社があり、
この逆をいく「町工場」もたくさんあります!
Twitterで
#町工場
#ものづくり
なんかで探すと、本当に素敵な町工場がたくさんあります♪
今回は、私の勤務する工場の話です。
新しいものを取り入れづらい
これは経営者が「新しいものを嫌う」というよりは、
「新しいものを取り入れる必要性が少ない」という感じです。。
社内の仕組みを作るには様々なものがあります。
例えば前職では「サイボウズのグループウェア」を使用していました。
昨今のテレワークの流れで、
従業員同士のスケジュールや仕事の情報の共有は当たり前になってきています。
「今日の社長の予定は?」
「今日の来客は?」
「今日は○○さんは有休でお休みだな。」
「今日の13時~○○さんと△△さんは会議か。」
「明日、会議室を使うから予約しておこう。」
こんな使い方ができます。
特に事務員は、電話を受ける事が多いので、
従業員のスケジュールがひと目でわかるのはとても便利です!
便利なのはよく知っているのですが、
いざ、これが今の工場で必要か、と言われると。。
従業員の数が少なすぎて、必要とは思えません。。
パソコンを使って仕事しているのが、私一人だけだからです。。
私がグループウェアを使っていたのも、もう数年前。。
きっと当時よりも機能は充実してきていることと思います。
つまりは、「必要ない」にしろ、常にアンテナをはっていかなければ、
世の中の便利なものや新しいものに置いていかれるということです。。
その危機感を日々意識していきたいものです。。
元請会社の業績に依存する
町工場のほとんどは、取引先から仕事の依頼を受けて製品を製造していると思います。
私の勤務する工場も、何十年も昔から取引のある会社がほとんどで、
新しく営業する余裕もありません。。
コロナの影響で取引先の仕事が減ると、工場の仕事は減りますが、
そう簡単に解決策があるわけでもありません。。
それでも色々な取り組みをしている「町工場」も多く、
✔自社商品の開発
✔SNSを使った発信
などに力を入れています。
この状況に悲観するだけでなく、「できる事をやっていく」
ということが必要になってきました。。
職人さんの技術が頼り
それでも「町工場」に仕事を依頼する理由は「技術」があるからだと思います。
ただその「技術」は簡単に得られるものでもなく、
職人さんの「経験」が大部分を占めます。。
✔見て
✔聞いて
✔やってみて
覚えることが多いので、記録に残りません。
マニュアルもありません。。
(マニュアルのある工場もあります。)
「技術」だけでなく、日々のちょっとしたことでも
✔物の場所がわからない
✔担当者が取引先とどのようにやりとりしているかわからない
ということがあります。
町工場には「代わりがきかない」ことが多く、
職人さんの高齢化や、人材不足なども加えて
課題が山積みです。。
ちょっとネガティブな気分になってきますね。。
「町工場の魅力」もよければ読んで下さい♪