私は、町工場でパート事務員をしています。
ブログを書いているので、Googleで「パート事務員」というキーワードをよく検索します。
Googleで検索するときに文字を入力していくと、よく検索されるキーワードを候補として表示してくれるのですが、
(サジェストキーワードといいます。)
「パート事務員」と入力すると。。。
「パート事務員 使えない」と出てくるんですよね。。
多くの人がパート事務員は「使えない」と思っていたり、
キーワードとして出てくると興味でクリックしているのでしょうか。。
別に私個人のことを言われているわけではないのですが、
「パート事務員」として身を置いているので、少し反論もしたいです。。
ということで「パートという働き方」について考えてみました。。
「パート」のイメージ
多くの人が「パート」として働く人に、次のようなイメージがあるのかな、と思います。
スキルがいらない?
正社員で働いていた人が、例えば結婚や出産を機に、「パート」という働き方を選ぶこともあります。
決して「楽な仕事がしたい」わけでもないし、
能力や資格がなくてもできる仕事ばかりでもありません。
資格の必要な「看護師」「介護福祉士」などの仕事にも「パート」という働き方はあります!
責任感がない?
「パート」で働く人は、家庭などの事情で時間に制約がある場合が多いです。
そのため、残業をお願いされたり、休日出勤をお願いされることは少ないと思います。
勤務時間が終わると、例え仕事が終わってなくても
他の人に仕事を任せて帰ったりする場面もあります。。
正社員の人は、納期があったり、期限があるので
「仕事が終わるまで帰れない」ですよね。。
そういった事の積み重ねで「パートは責任なくていいよな。。」
と思ってる人はいるのかもしれません。。
主婦がやるもの?
実際に、私の勤務する工場で「パート」を募集した時は
女性だけでなく男性からの応募もありますし、年齢も様々です。
✔フリーター
✔結婚している人
✔子供がいる人
✔家族の介護が必要な人
✔趣味の時間を確保したい人
✔複業(複数の仕事)をしている人
こんな感じの人の応募があります。
そろそろ「パート」に代わる名前が付くといいかもしれませんね。。
「パート」で働くメリット
「パート」で働く最大のメリットは「仕事以外の時間」が増えることです。
「家事を早く終わらせたい」
「家族との時間を大切にしたい」
「趣味の時間にしたい」
そういった人がほとんどだと思いますが、
「仕事以外の時間」を「別の仕事に使う」人も増えてきていると思います。
「パート」を雇用するメリット
仕事内容や責任感は変わらないのに、時給換算すると正社員より低いことがほとんどです。。
理不尽で納得いかない人もいるかもしれませんが、
「仕方ない」部分もあるのかな。。と思ったりもします。
「パート」で働く人に役職は付けづらいですよね?
(実際、見たことない。。)
そういった部分で、給料面ではお互いに納得したうえで雇用契約を結んでいるわけですし。。
雇用する側のメリットは、言うまでもなく「人件費が抑えられる」ことです。。
うまく使えば利益は出やすくなるので、「使えない」ではなく「うまく使って」欲しいですね。。