私が給与計算をやり始めた頃、色々と失敗したことがあるので
これから給与計算の仕事を始める方は参考にして下さい♪

まず、私がどんな状況だったかというと

✔給与計算の経験なし
✔前任者からの引継ぎなし
✔給与計算ソフトを使っていない

という状況でした。。

この時点で結構特殊かもしれませんね。。

※基本給や残業代、交通費などは会社によって就業規則などで細かく決まっていると思うので、それ以外の部分のお話です。

失敗①最低賃金をチェックしていなかった

そもそも私は従業員のお給料を決めれる立場にはないのですが、
最低賃金は会社として守らなければなりません!

町工場や小規模な会社で働く方は最低賃金で働いている方って結構いるんですよね。。
そしてそういうところの社長さんは結構、給料の金額に無頓着な人が多い!印象です。。

事務員がしっかりしないといけませんね。。

この時、私は2~3ヶ月後に気づいたので、差額分はきちんと遡って支給しました。

求人を出す時や、採用するときは時給も意識すると思うのですが、
最低賃金はほぼ毎年、10月に上がるので、毎年チェック!です。。

失敗②雇用保険料率が変更になっていた

健康保険料率や厚生年金保険料率の変更のお知らせは郵送で届いたり、
ほぼ毎年、変更になるので意識してチェックしていたのですが
雇用保険料率(労働者負担分)は毎年変更になるわけでもなく
誰も教えてくれないので変更を見落としていたことがあります。。

変更になる場合は4月から変更になるので、これも毎年チェック!ですね。。

失敗③従業員の年齢による変更

例えば、健康保険料は40歳から64歳までの人は介護保険料も加わってきます。

従業員の年齢や誕生月も把握して対応しなければいけません。

私が実際に失敗したことは、
「4月1日時点で満64歳以上の人の雇用保険料の免除」を見落としていたことです。
※現在は免除期間は終了しています。平成31年度までは免除されていた人も令和2年4月からは徴収されます!

いや本当、細かいところがたくさんあります。。


結論!給与計算ソフトでほとんどカバーできる

失敗①の最低賃金は都道府県や職種によって異なるので
やはり自分で確認しなければいけませんが、
それ以外の部分は給与計算ソフトを使っていればほとんど防げると思います。

下の画像は弥生の「弥生給与」「やよいの給与計算」(ともにデスクトップアプリ)の場合です。

弥生HPより


法令改正情報を見れば、私のように見落としはなくなりますね。。

②雇用保険料率の変更がなくても載せてくれています。。
改正によって設定を変更するのか、プログラムで対応しているのかもわかりやすいです!

弥生の場合は「あんしん保守サポート」に加入していれば
常に最新バージョンが使えるので、保守サポートは必須です!

でも、「ソフト代 + 保守サポート代で結構費用がかかるし、
従業員少ないからな~」っていう場合は
クラウド版がおすすめです♪